車の塗装DIYを始めたばかりの方が、よく疑問に思うのが、、、
「サフェーサーとプラサフって何が違うの?」
という点です。
実はこの2つ、名前は違いますが
基本的には同じ下地塗料の仲間です。
ただし、役割や用途に少し違いがあります。
今回は
塗装の仕上がりを大きく左右する下地剤「サフェーサー」と「プラサフ」について、初心者の方にも分かりやすく解説します。
■ サフェーサーとは?

このように素地が出ている時や、パテ修正している際にサフェーサーを使用します。

サフェーサー吹き付け

サフェーサー(Surfacer)は
塗装前の下地を整えるための塗料です。
主な役割は次の3つです。
① 小さな傷やペーパー目を埋める
パテ研ぎや足付けをすると、どうしても
細かいペーパー傷が残ります。
サフェーサーは少し粘度があるため、
細かい傷を埋めて表面を滑らかにする役割があります。
② 塗装面を均一にする
補修箇所には
・パテ
・鉄板
・旧塗膜
・素地
など様々な素材が混在しています。
そのまま塗装すると
色ムラや吸い込みムラが発生します。
サフェーサーを塗ることで
塗装面の状態を均一に整えることができます。
③ 上塗り塗料の密着を良くする
サフェーサーは
上塗り塗料がしっかり密着するための下地としても重要です。
この工程を省くと
・塗装の密着不良、
・下地(素地)やパテの痩せ
・塗装の剥がれ
・仕上がりの悪化
などの原因になります。
■ プラサフとは?

プラサフは
プライマー+サフェーサー
を合わせたものです。
つまり
密着剤(プライマー)+下地塗料(サフェーサー)
この2つの機能を持っています。
■ プライマーの役割

プライマーは
素材に塗料を密着させるための下地材です。
特に次の素材では重要になります。
・メッキ素材
・アルミ
・樹脂バンパー
・FRP、
・ABS
素材によっては
プライマーがないと塗料が密着しません。
■ プラサフのメリット
プラサフは
密着+下地調整を同時にできる
のが特徴です。
そのためDIYでは非常に使いやすい材料です。
例えば
・補修塗装
・バンパー塗装
・小さなキズ補修
などでは
プラサフ1本で下地処理ができるケースが多いです。
■ サフェーサーとプラサフの違い(まとめ)
簡単に言うと次の違いになります。
サフェーサー
・下地を整える塗料、
・傷やペーパー目を埋める
・やや深めの傷も埋めれる
・塗装面を均一にする
プラサフ
・プライマー+サフェーサー
・密着性能がある
・下地調整もできる、
・深い傷は埋まらない
■ DIYではどちらを使えばいい?
結論として
DIYなら基本はプラサフがおすすめです。
理由はシンプルで
・密着
・下地調整
を同時にできるからです。
特に次の作業では
プラサフが非常に使いやすいです。
・バンパー補修
・パテ補修
・小さな板金補修
プロの現場では
プライマーとサフェーサーを分けて使うことも多いです。
現場のイメージとしては、サフェーサーは2液タイプ(主剤+硬化剤)のもので、プラサフは簡易的な缶スプレーというイメージです。
DIYならプラサフ1本でほとんどの作業に対応できます。
■ 下地処理で仕上がりは9割決まる

塗装DIYで一番重要なのは
実は「色を塗装する工程」ではありません。
塗装前の下地処理です。
下地がしっかりしていれば
・塗装のツヤ
・仕上がりの綺麗さ
・塗装の耐久性
すべてが大きく変わります。
逆に下地処理が甘いと、
どれだけ丁寧に塗装しても
・塗装のムラ
・傷が透ける
・塗装剥がれ
といったトラブルが起きやすくなります。
綺麗な塗装を仕上げるためには、サフェーサーやプラサフで下地をしっかり整えることがとても大切です。

